ANA SFC修行 2016 における国内線の効率的な路線検討

      2016/06/09

 

SFC取得を目指すにあたり、誰もが気になる要素の1つとして「費用」が挙げられるかと思います。「SFCには興味があるんだけど、でもお金が相当掛かるんでしょ?」ということで、あまり深く考えずにイメージだけで断念されてしまっている方も多いのではないでしょうか。言い換えると、「ある程度費用が抑えられるのであれば、是非ともSFCを取得したい!」という方もいらっしゃるかも知れません。

 

なお、「そもそもSFCって何?」という方は

 

を、「SFCを取得すると何がお得なの?」という方は

 

をまずはご覧ください。

 

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現状把握

 

ただ、ここではっきりと申し上げたいのは、

  • その人の置かれた状況によってかかる費用は大きく変わる

ということです。例えば、出張族の方であれば、全く自分で費用を負担することなくSFCを取得することも可能でしょう。逆に、普段全く飛行機に乗らない方であれば、自分で全ての費用を負担する必要があります。

 

このように、そもそも各個人の置かれた状況が異なるため、前提条件が大きく変わって来ます。ですので、SFC取得にあたっては、今現在自分が置かれている状況を客観的に評価し、今後の方針を検討していく必要があります。なお、私の場合は、

 

のような形で検討・考察しました。この記事を書いたことで、自分の置かれている状況が非常にクリアになり、今後に関する検討・考察が大変行い易くなりました。ですので、現在悩んでいる方や来年以降の取得を目指している方は、一度ご自分の置かれている状況を整理してみると良いと思いますよ。

 

 

効率性とは?

 

現状把握を行うことで、SFC取得に向けて足りないものが見えて来ます。そして、その足りない部分を埋める作業こそが、いわゆる「修行」と呼ばれているものであり、自己負担を強いられる部分でもあります。ただ、誰だって可能なかぎり安く修行をこなしたいと思うのは当然ですよね。では、どうすれば希望通りに自己負担を減らすことができるでしょうか。その答ですが、

  • 効率的な路線を選んで搭乗する

に尽きます。「効率的?安いとは違うの?」もちろん安いに越したことは無いのですが、単に安いだけでは効率的でないことがしばしばあります。ですので、この「効率性」というものをしっかり考えておかないと、最終的な費用がかさばってしまう可能性が出て来ます。

 

 

PP単価

 

では、その「効率性」は何をもって評価すれば良いのでしょうか?原点に立ち帰って、SFCを取得するためには、50,000プレミアムポイント以上を獲得する必要があるのでした。言い換えると、プレミアムポイント以外の要素は関係無いのです。ですので、SFC取得の効率性とは、

  • プレミアムポイントをできるだけ安く獲得する

ことに他なりません。そこで登場するのが、

「PP単価=1プレミアムポイントを獲得するのにかかった費用」

という概念になります。ここで、具体例を挙げてみます。50,000プレミアムポイントを獲得するのに、Aさんは50万円、Bさんは100万円かかったとします。そうしますと、

 

Aさん:50万円

PP単価=500,000円÷50,000プレミアムポイント
=10円/プレミアムポイント

 

Bさん:100万円

PP単価=1,000,000円÷50,000プレミアムポイント
=20円/プレミアムポイント

 

となります。BさんよりもAさんの方が効率的ですよね。ですので、効率的であることはPP単価が安いと言い換えられることになります。そうしますと、効率性について検討するということは、搭乗便の費用とプレミアムポイントを検討することに他なりません。そこで、以下ではプレミアムポイント獲得の仕組みについて見ていきましょう。

 

 

プレミアムポイントの仕組み

 

プレミアムポイントの計算式は以下の通りでした。

スクリーンショット 2016-01-28 1.18.20

 

注意事項ですが、マイルは飛行機に搭乗する以外の方法でも貯めることができますが、プレミアムポイントは飛行機搭乗以外の方法では貯めることはできません。ですので、SFC取得には飛行機に実際に搭乗することが必須となります。この点だけはどうしようもありませんので、そもそも飛行機に乗りたくない方は諦めてください。まあ、そんな方がSFCを取得したいとは思わないでしょうが・・・。

 

なお、タイトル通り、今回は国内線に絞ってお話しますので、路線倍率は2倍で固定になります。ちなみに、国内線に絞る理由ですが、

  • 私自身が国内線しか利用する予定が無い
  • 国際線が絡むと一気に話がややこしくなる

になります。このブログは初心者向けですので、分かり易さを重要視しています。サイトによっては両者まとめて書いてあるところもありますが、私自身の経験で言うと初心者にはちょっと情報量が多過ぎる印象を持ちました(しかも、国際線の方が複雑)。ですので、国際線に関しましては別記事を作成し、そちらで説明することにしようと思います。

 

プレミアムポイントの式に戻ります。この式から考えると、より多くのプレミアムポイントを獲得するには、

  1. 距離がより長い路線
  2. 積算率が高いクラス
  3. 搭乗ポイントがつくクラス

を選択するのが良さそうです。では、ここで各々に関して見ていきましょう。

 

 

区間基本マイレージ

 

これは、ANAのホームページに一覧表があります。発着地点ごとに詳細が載っているのですが、今回は私が利用する羽田に絞ってご紹介します。ですので、それ以外の発着地点に関しましては、

 

で詳細をご確認ください。羽田発着の路線に関しまして、区間基本マイレージは以下のページに記載されています。

 

ここでは、この中から主だったものだけをピックアップします。まず、何となく遠い印象のある北海道方面ですが、

スクリーンショット 2016-03-05 22.28.51

 

こんな感じです。そう言われても、比較対象が無いと分かりづらいですよね。そこで、次に九州〜沖縄方面を見てみますと、

スクリーンショット 2016-03-05 22.29.29

 

ですので、北海道と九州が大体同じくらいであることが分かります。実は羽田って、北海道と九州の真ん中くらいにあるんですね。そして、明らかに数字が跳ね上がっているのが、

  • 沖縄(那覇)
  • 石垣
  • 宮古

の3つになります。すなわち、日本国内において、羽田から見た場合、沖縄が圧倒的に遠いのだということが分かります。特に石垣と宮古は段違いに遠いですね。しかも、これらの路線は距離に比べて費用が安く抑えられる傾向にあるため、PP単価的にも有利なことが多く、修行に好まれる路線となっています。

 

 

積算率・搭乗ポイント

 

こちらも、以前に載せた表に再登場して貰います。

ANA国内線利用運賃一覧

 

この表が全てですね。この表のどの運賃に該当するかを調べれば、積算率と搭乗ポイントが分かります。ですので、単純に積算率と搭乗ポイントのことだけを考えるのであれば、正規料金でプレミアムクラスに搭乗するのが一番ポイントが貰えることになります。

 

ただし、ここで先程のPP単価を思い出す必要があります。いくらプレミアムポイントがたくさん貰えても、費用が高くなってしまっては効率的とは言えないのでした。そして、実際に正規料金でプレミアムクラスに搭乗すると、恐ろしい運賃がかかります。ですので、結論から言いますと、運賃1は効率的な路線からは外れます

 

では、どの運賃が良いのでしょうか?運賃1よりも積算率は多少下がるものの、運賃2の方が実際の費用が格段に下がりますので、結果的に運賃2の方がPP単価は圧倒的に優秀です。また、貰えるプレミアムポイントは少ないものの、運賃7(旅割75)も費用がかなり抑えられますので、PP単価としては優秀になります。よって、効率的な路線検討にあたっては、

  • 運賃2
  • 運賃7

に絞って考えるのが妥当です。

 

 

効率的な路線例(国内線)

 

では、具体的な路線の話に移りましょう。以上の話から、

  • 沖縄方面
  • 運賃2ないし運賃7

を選択するのが良さそうだと分かりました。そして、これは実際にその通りであることも分かっています。ですので、ここでは沖縄(那覇)、石垣、宮古を取り上げて解説していきます。

 

 

羽田ー沖縄(那覇)

 

最もポピュラーな路線でしょう。メリットとしては、

  • 便数が多い
  • プレミアムクラス数が多く、座席が確保しやすい

ことが挙げられるかと思います。便数が多いので、一日に数往復することも可能です。往復便の時間を調整すれば、往復で同じスタッフに当たるのを避けることもできます。ただ、その分ですが、便による運賃のバラつきが存在します。

 

 

運賃2

 

まずは、運賃2に関してです。フライトシミュレーターを用いて、「ANAカード プレミアム」「運賃2」で試算しますと、

スクリーンショット 2016-03-05 23.41.18

 

になります。また、具体的な運賃に関して、4月の適当な平日で検索してみますと、

スクリーンショット 2016-03-05 23.47.02

 

これを見ると、いかに正規料金がバカ高いか、ということが分かりますね。運賃2の中では、プレミアム旅割28が圧倒的にお得になっています。その分、早くに埋まりやすいとも言えるので、座席の確保は早めが安心です。そこで、このプレミアム旅割28のPP単価を計算しますと、

 

見かけのPP単価=22,290〜25,990円÷2,860プレミアムポイント
7.79〜9.08円/プレミアムポイント

 

となり、ある程度バラつくものの、優秀なPP単価を叩きだしてくれます。ただし、PP単価には「見かけの」PP単価と「実際の」PP単価があることに注意が必要です。どういうことかと言いますと、SFC取得には50,000プレミアムポイントが必要でしたから、

 

搭乗回数=50,000÷2,860
=17.4・・・回

 

すなわち、18回の搭乗で50,000プレミアムポイントに到達する計算になります。ただ、18回搭乗すると少し無駄が出てしまいますね。かと言って、17回だと行ったきりになってしまいますので、その辺りは少し工夫が必要かと思われます。ここでは単純に、18回搭乗したものとして総費用を計算しますと、

 

総費用=22,290〜25,990円×18
=401,220〜467,820円

 

となります。ここで、単にSFCを取得するだけであれば、50,000プレミアムポイント以上は正直無駄なポイントである、ということが重要です。ですので、それも加味した実際のPP単価を計算しますと、

 

実際のPP単価=401,220〜467,820円/50,000プレミアムポイント
8.02〜9.36円/プレミアムポイント

 

になり、見かけのPP単価よりは多少悪くなります。ですので、実際にはなるべく余計なプレミアムポイントが出ないように各路線を組み合わせたりすることになるかと思いますが、一般的に言われているPP単価=見かけのPP単価=理想の総費用であり、最終的なPP単価=実際のPP単価=実際の総費用とは異なることに注意が必要です。

 

 

運賃7

 

こちらでは旅割75を利用することになります。ですので、かなり早い段階である程度先の予定が立つ方が対象になります。

 

※2016年6月9日 追記

なお、現在ANAでは、以下のようなタイムセールを実施中です。

 

最安運賃が8,990円と激安なのは元より、設定便の数が増えているため、修行しやすくなっているというお話でした。フライトシミュレーターや実際の運賃に関してはそちらでご確認ください。

 

上記は既に終了しています。

 

※2016年6月9日 追記終了

 

そうしますと、各種データに関してですが、

 

見かけのPP単価=8,990円÷1,476プレミアムポイント
6.09円/プレミアムポイント

搭乗回数=50,000÷1,476
=33.8・・・回

総費用=8,990×34
=30,5660円

実際のPP単価=30,5660円÷50,000プレミアムポイント
6.11円/プレミアムポイント

 

となり、これは相当優秀な数値を叩きだしてくれました。ただし、1搭乗あたりのプレミアムポイントが少ないため、その分搭乗回数が多くなってしまうのがネックです。34回=17往復ですから、月1じゃ足りませんね。旅割75であることもあわせると、この路線を有効利用できる方は限られるかと思われますが、逆にそういう方にとっては理想的な路線と言えるでしょう。

 

 

羽田ー石垣

 

こちらもメジャーな路線です。メリットですが、1回あたりに獲得できるプレミアムポイントが国内線最多であり、修行回数を抑えられる点が挙げられるでしょう。逆に、便数が少ない上にプレミアムクラスの座席設定もあまり多くありませんので、日帰り修行を行う方が希望の日に往復便をプレミアム旅割28でおさえようとすると、なかなか難儀するかも知れません。この点はデメリットですね。

 

 

運賃2

 

まずは運賃2でシミュレーションしてみます。

スクリーンショット 2016-02-11 14.30.24

 

また、具体的な運賃としては以下の通りです。

 

往路

スクリーンショット 2016-03-06 1.09.46

 

復路

スクリーンショット 2016-03-06 1.12.55

 

往路、復路両方を提示したのは、値段設定が異なることがしばしばあるからです。実際、私が羽田ー石垣を往復した際も、両者の運賃に乖離がありました。なお、そちらの詳細に関しましては、

 

 

をご覧ください。ですので、一概にPP単価等を算出するのは難しいのですが、参考までに同様のデータを列挙していきますと、

 

見かけのPP単価=28,390〜33,690円÷3,460プレミアムポイント
8.20〜9.74円/プレミアムポイント

搭乗回数=50,000÷3,460
=14.4・・・回

総費用=28,390〜33,690×15
=425,850〜505,350円

実際のPP単価=425,850〜505,350円÷50,000プレミアムポイント
8.57〜10.1円/プレミアムポイント

 

となり、やはり優秀な路線と言えるのではないでしょうか。個人的には、特に14回=7往復でほぼ50,000プレミアムポイントに到達できてしまう点が圧倒的に優秀だと考えます。往復で6,920プレミアムポイントの破壊力は伊達じゃない、ってことですね。

 

なお、羽田ー石垣路線に関して、旅割75はあまりお得ではありませんので、運賃7については割愛します。

 

 

羽田ー宮古

 

以前は宮古への直行便は無かったのですが、2016年3月27日より就航する運びとなりました。この件に関しまして、PP単価も含めた詳細を、

 

で説明していますので、是非ともご一読ください。以下では、データのみ羅列してまいります。

 

 

運賃2

 

見かけのPP単価=29,190円÷3,295プレミアムポイント
8.86円/プレミアムポイント

搭乗回数=50,000÷3,295
=15.1・・・回

総費用=29,190×16
=467,040円

実際のPP単価=467,400円÷50,000プレミアムポイント
9.34円/プレミアムポイント

 

搭乗回数が15回だとギリギリ足りないため、総費用と実際のPP単価では計算上損をしていますが、こちらも優秀な路線です。数値的には羽田ー石垣とトントン、ないしやや優秀といった感じです。

 

なお、実際に直行便・プレミア旅割28を利用して修行を行っております。その詳細に関しましては、

 

 

をご覧ください。

 

 

運賃7

 

見かけのPP単価=10,290円÷1,737プレミアムポイント
5.92円/プレミアムポイント

搭乗回数=50,000÷1,737
=28.7・・・回

総費用=10,290×29
=298,410円

実際のPP単価=298,410円÷50,000プレミアムポイント
5.96円/プレミアムポイント

 

ということで、総費用は脅威の30万円切り、PP単価も6円/プレミアムポイントを切っています。搭乗回数も羽田ー沖縄(那覇)と比べれば多少少なく済みますので、その点も優秀です。ただし、便自体には選択の余地がありませんので、スケジューリングに融通はきかず、その点はデメリットと言えます。

 

 

まとめ

 

国内線における効率的な路線を検討して来ましたが、如何でしたでしょうか。もちろん、時期によっては運賃は変動しますので、その時その時でしっかりと確認する必要はあります。ただ、おおまかな感じは掴めていただけたのではないかと思います。

 

ただし、修行に関しては色々な考え方があるかと思います。無機質にできるだけ安く済ませたい方もいれば、できるだけ楽しみながら多少の非効率を許容する方もいるでしょう。ですので、最初に述べた通りではありますが、ご自身の現状をしっかりと把握し、その上でこういった情報を元にプランニングすることが重要かと思われます。

 

時間的に余裕があり、先の予定も立てやすい方は、羽田ー沖縄(那覇)や羽田ー宮古の旅割75を利用すると、非常に効率が良いでしょう。ついでに旅行してしまっても良いかも知れません。しかし、時間的余裕がなく、できるだけ少ない回数で済ませたい方は、やはり各々のプレミアム旅割28、特に羽田ー石垣が良いでしょう。その分、少し値段は高くなります。

 

徹底的に費用を抑えたいか?できるだけ時間を節約したいか?効率的とは言っても、どういった点に重きを置くかは人によるかと思います。何もPP単価が全てではありません。ご自身の現状を鑑みて、その辺りを是非とも検討してみてください。その際に、この記事が参考になれば幸いです。

 

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>>ANA SFC取得へ向けて現状を把握しましょう!

 

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